2日に投稿したFacebookの記事をここに再掲しました。実家の稼業はお茶の生産でしたので、ささやかに続けています。
2日日曜日はお茶の収穫2日目。前夜の豪雨のため、茶葉が濡れていたので、工場の指導を仰ぎ、乾くまで摘菜を遅らせた。早朝来る予定だった弟妹たちとはLINE で繋がっているので、出発を遅らせてもらった。結局、10時半スタートで、昼休みまでに刈り取りを終え、茶葉を検分しつつ、計測したら、今日は50kgに少し足りなかった。何故なら、昨日と同じだけの収穫量を確保するのに、まだ刈ってない畝が倍近く残っていたから、昨日よりも高目に刈ったからだ。そしたら今度は足りなくなったというわけ。最後は6人で手摘みして不足分を補った。或る意味、これは理想的な展開。刈り残した箇所を手摘みして整えつつ、茶葉を無駄にせずに済んだからである。毎年毎年が試行錯誤だ。昔はたくさん採れればいいと単純に考えていたが、揉み賃の支払いと販売可能な量を勘案すると、100kgがベストという判断。純利益は6〜7万程度に過ぎぬ。これが専業ではないから、これ以上の無理はしない。イベントで売るなんていう柄ではないので、そういう場所にも行かない。後は粛々と、研究・教育という本業を死ぬまで全うするだけ。ギターはやれる範囲でやる。こうして、茶摘みは一族が一年に一度集う貴重な機会ともなっている。